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県職員258件不適正事務 決裁受けず公文書

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 愛媛県は2日、東予地方局今治土木事務所の40代男性職員が2012年4月から13年8月にかけ、道路占用や道路通行制限などの許認可事務で上司の決裁を受けずに公文書を発行したり、口頭で許可したりするなど258件の不適正処理をしていたと発表した。職員は、処理遅れの発覚を免れるためと釈明しているという。 県によると、未決裁の公文書発行が177件、認められていない口頭での許可伝達が69件、未処理状態が12件。不適正処理は全体の約2割に上り、公文書に東予地方局長の公印が必要だった119件では、適正処理した書類に紛れ込ませ、公印を押していたという。8月上旬に道路通行制限許可の遅れを指摘するメールが本庁にあり、発覚した。

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