2013年度の東予地区愛護班活動研究集会が1日、愛媛県四国中央市三島宮川4丁目の市福祉会館であり、4市1町の関係者約200人が活動発表を通じ、今後の活動や課題への対応法を考えた。 県愛護班連絡協議会などの主催で、西条、今治両市内の2愛護班が活動を報告。このうち、西条市の壬生川地区代表者は、登校日を含む3泊4日で児童が公民館で共同生活する「ふれあい通学合宿」を紹介した。 合宿では、小学4~6年生が食材を個人商店で買い出しするほか、住民が押し花や囲碁を教える時間を設けるなど、地域に親しみを持てる工夫をしたと説明。「家族の大切さや人を思いやる気持ちを感じてもらったと思う。少子化や世帯数の減少が進んでいるが、今後も愛護班活動を受け継いでいきたい」と述べた。
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