中村時広愛媛県知事は26日の定例会見で、搭乗率低迷が続く松山空港発着の上海、ソウル線の利用促進に向け、松山空港利用促進協議会(会長・中村知事、74会員)が近く、会員の両路線利用助成に取り組むことを明らかにした。 県国際交流課によると、会員の旅行会社13社が両路線で特に搭乗率が低い便を使ったツアーを企画した場合、参加者1人当たり上海線5500円、ソウル線4千円を助成。他の日程での旅行商品にも参加者1人に千円を助成して商品企画を促し、搭乗者増加を図る。 会員がビジネスや社員旅行で両路線を利用する際にも1人5千円(協議会年会費の5万円上限)を助成するほか、県職員や県内経済団体が東アジア圏などでプロモーション活動をする際の乗り継ぎ利用も呼び掛ける。
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