久々の雨恵みとなるか　松山で２６日ぶり

　恵みの雨になるか―。梅雨明け以降、少雨傾向の続く愛媛県内は２３日、湿った空気や北陸から南下する前線の影響で雲が広がり、松山市で午後９時までに１．５ミリの雨が降った。同市で１ミリ以上の雨を観測したのは７月２８日以来２６日ぶり。　松山地方気象台によると、午後９時までの２４時間雨量は成就社３．０ミリ、上林０．５ミリ。　暑さが続く松山市では夕方に雨が降り、道路をぬらした。同市大手町１丁目の交差点では、傘を差したり雨がっぱに身を包んだりした人々が足早に横断歩道を行き交っていた。　気象台によると、２４日の県内は中国地方を下る前線の影響で東中予を中心にまとまった雨が降りやすく、雷を伴う所がある見込み。