愛媛県宇和島市内の国語科教員でつくる研究委員会の夏季研修会が23日、宇和島市津島町高田の津島やすらぎの里であり、小中学校の約35人が新聞を授業で活用するための手法などを学んだ。 新学習指導要領に新聞活用が盛り込まれたことを契機に、新聞づくりの基礎知識や技能を身に付け、授業に生かそうと初めて開いた。 愛媛新聞社読者事業部の担当者が、6月から始まった同社の「新聞づくり体験学習出前講座」について説明。5W1Hを押さえた記事の書き方や、短い言葉で記事を要約する見出しの付け方、レイアウトの方法などを紹介した。 参加者は4人一組で新聞づくりに挑戦。「和霊大祭・第47回うわじま牛鬼まつり」の記事と写真を使い、見出しやレイアウトに知恵を絞った。 成妙小の藤田美紀教諭(50)は「自分の意図をどう伝えるか、発信する楽しさ、喜びを感じた。子どもたちにも味わってほしい」と話した。
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