愛媛県の伊予消防等事務組合消防本部の砥部消防署員2人が、22日に広島市である全国消防救助技術大会水上の部に四国代表として出場する。強い日差しの下、真っ黒に日焼けしながら水難救助技術を磨いてきた。「サポートしてくれた上司や同僚への感謝を忘れず、いい結果を残したい」と意欲を燃やしている。 同署広田出張所に勤務する塩野和也さん(28)と白石佑紀さん(29)が、20メートル先で溺れている人を救助・搬送する種目「溺者搬送」に出場する。 大会に向け、ゴールデンウイーク明けから約4カ月間、非番の日に砥部町の小中学校のプールで訓練を重ねてきた。日ごろから同じ班で活動する同期で、率直に意見を交わせる間柄。仕事の合間を縫って過去の大会の映像を見て勉強を重ね、気付いた点を話し合いながら技術を磨いた。
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