四国唯一の法科大学院「香川大・愛媛大連合法務研究科」(通称・四国ロースクール、高松市)が定員割れし、司法試験合格率が低迷する中、同校の統廃合を危惧する四国弁護士会連合会は7日、存続に向けた要望書を両大学長に提出した。 愛媛弁護士会の五葉明徳会長は、松山市道後樋又の愛媛大本部で、柳沢康信学長に要望書を手渡した。五葉会長は「ロースクールの在り方が取り沙汰されているが、四国弁護士会連合会は四国ロースクールをなんとか残してほしいと考えている」と訴えた。 要望書によると、同連合会は四国ロースクールの支援で中心的役割を担っており、実務講座開講などの支援を継続する方針。
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