かき氷作りましょうか-。愛媛県西条市洲之内の法明寺で15、16の両日、お盆の墓参りに訪れた人を冷たいかき氷でもてなす「かき氷お接待」があり、2日間で1000杯振る舞われた。 800以上の墓がある同寺の敷地は起伏が激しく、訪れた人は滝のような汗を流しながら墓前に手を合わせている。接待は、同寺の墓を管理する法明寺管理委員会が、暑さ対策に15年ほど前から始めた。 16日は午前6時ごろから人が訪れ始め、あっという間にかき氷を求める列ができた。子どもらと一緒に来た同市朔日市、会社員高橋正義さん(45)は「暑いし氷があればありがたい。小さい子どもも連れて来やすくなる」と笑顔で話し、ほてった体を冷やし帰路についていた。
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