おけに乗って海上を進むはんぎり競漕が1日、愛媛県松前町の塩屋海岸であり、約180人が水しぶきを上げながら白熱のレースを繰り広げた。 競漕は「まさき町夏祭り」のイベントの一つ。今年は町制施行60周年を記念して愛媛大の留学生らを招き、世界大会「H(はんぎり)―1グランプリ」と銘打った。中高生や社会人など幅広い参加者が個人戦と団体戦、トライアスロンの3種目で「おけさばき」を競った。 照りつける強い日差しの中、参加者は直径約1メートルのおけに乗り込み、20メートルのコースを膝を屈伸させるなど全身でバランスを取りながら前進。見守る観客から「頑張れ」の声や拍手が飛んだ。
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