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県がフェリー存続へキャラバン活動

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 2014年度の本州四国連絡高速道路料金引き下げを懸念し、愛媛県は本年度、フェリー航路存続への取り組みを進めている。 県交通対策課によると、愛媛と他県を結ぶ広域航路は07年12月末に14航路(13社)あったが、高速道路休日上限1000円が実施された09年に2航路が廃止されるなどし、現在は8航路(9社)に減少。同課は「フェリーは災害時の輸送手段としても大きな意味を持つが、このまま廃止が続けば愛媛からなくなる」と危機感を募らせる。 県は13年度当初予算に計上した広域航路利用促進事業費(239万円)で6月から就航先のトラック・バス協会、行政、旅行会社を訪問するキャラバン活動を展開。陸路と海路の運転距離、二酸化炭素排出量比較などの情報を記したパンフレットを持参し、労務管理や環境面でのフェリーの利点をアピールしている。

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