7日は二十四節気の「立秋」。暦の上では秋の始まりとされるが、6日の愛媛県内は高気圧に覆われ、最高気温が御荘で平年を5度上回る36.9度、新居浜でも35.2度の猛暑日となるなど厳しい暑さが収まる気配はない。 それでも季節の針は進んでいる。大洲市喜多山の「観光ふじブドウ園」(藤渕利通代表取締役)では、秋の味覚・ブドウ狩り(巨峰)が予約制で始まっている。神南山から吹き下ろす風が涼しい園内では6日、家族連れやカップルがおなかいっぱいになるまでブドウをほお張っていた。 松山地方気象台によると、県内は7日から向こう1週間も高気圧に覆われておおむね晴れる見込み。高温が予想され、引き続き熱中症に注意を呼び掛けている。
↧