対日外交窓口を担う台湾の亜東関係協会の科学技術交流委員会主催による「日台企業連携セミナー」が6日、愛媛県松山市のホテルであり、日台間のビジネス事例紹介などで経済交流促進を図った。 2009年から日本各地で毎年開いており、同日は県内企業30社と台湾政府関係者ら計84人が参加。同委員会の蔡清彦主任委員が「(中国と連携が進む)台湾は日本企業の中国進出に必要なパートナー。セミナーを通じて日台関係を深めたい」とあいさつした。 大使館に相当する台北駐日経済文化代表処の余吉政副代表が、台湾経済や日台観光交流、日本から台湾への投資の現状を紹介。「台湾の中小企業は輸出志向が強く、国際的なネットワークを構築できている」と強調した。
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