距離15.4キロ、標高差1065メートルの山道を自転車で駆け上がる「久万高原ヒルクライムレース」が28日、愛媛県久万高原町日野浦の美川スキー場周辺であり、県内外のサイクリストが練習の成果を競った。 NPO法人四国スポーツ環境リレーション(SSER)などが2011年から毎年開催している。年代や性別ごとの個人戦と、3人の合計タイムを競う団体戦に計約550人がエントリーした。 降雨に加え、濃霧が立ちこめる悪天候の中、選手はうなり声を上げながら力走。元F1レーサーの片山右京さんが主宰するプロチーム「TeamUKYO」の狩野智也選手が、これまでの大会記録を約4分半更新する激走でチャンピオンクラスを制し、観客や他の選手をどよめかせていた。
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