子どもたちが水産市場の役割や魚が家庭に届くまでの仕組みなどを学ぶ体験講座が29日、愛媛県松山市西長戸町の市久枝なかよしふれあいセンターであった。みどり児童クラブの小学1~3年生48人が、生きた魚介に触れ、命や食の大切さに理解を深めた。 市水産市場運営協議会などが2011年度から開いている。市市場管理課職員が市水産市場(同市三津ふ頭)について「マグロなど瀬戸内海で捕れない魚を買い付けてくることなどが市場の役割。午前5時に競りが始まり、魚の値段を決めている」と説明した。 生きたタイやタコを持参して体の仕組みや栄養を紹介。タコは「タンパク質が良質で、脂肪が少なくダイエットに適した食材」と話し、生きたタコに触った子どもたちは「ぬるぬるしてる」と歓声を上げていた。
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