女子美術大学(東京都)の同窓会愛媛支部メンバーらの作品や、現役生の活動を紹介する展覧会「女子美ring」が24日、愛媛県松山市堀之内の県美術館南館で始まった。多様な分野で活動する参加者らの取り組みや制作への思いが感じられる。28日まで。 同支部による展覧会は2回目。会員26人が洋画、版画、染色、陶芸など多岐にわたるジャンルの作品約50点を出品している。 今回は「人とアートが結ぶ『リング』」をテーマに、同大現役生が関わる二つのプロジェクトも参加。「障害理解とアート」の教育に取り組む同大短期大学部による「Collect(コレクト)」では、関係者らが国内外で集めた障害のある人々の作品を展示。鮮やかな色づかいが目を引く絵やポスター、バッグ、小物類など約70点が並ぶ。
↧