子どもに環境について考えてもらう第5回夏休み親子環境教室(愛媛新聞社主催)が21日、松山市空港通5丁目の愛媛トヨペット空港通本店であり、家族連れ43人が身近な物を使った発電に挑戦した。 新居浜高専の桑田茂樹教授(59)らの指導で、水素をもとにした燃料電池▽食品を使った電池▽風力発電-の実験をした。ペットボトルのプロペラを回して風力発電の仕組みを学ぶ実験で、子どもたちは「パワーを強くするにはどんな形のプロペラがいいか」などと次々と疑問をぶつけていた。野菜や果物などに銅と亜鉛の電極を刺し、オルゴールの再生速度で発電量を測る実験もあった。 久枝小4年杉内宙君(10)は「身近な食べ物で発電できて驚いた。パイナップルなど好きな食べ物でも試したい」と夏休みの自由研究に意欲を見せていた。
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