高校生が移動式クレーンの運転を体験する学習会が18日、愛媛県松山市真砂町の松山工業高校と同市久万ノ台の松山聖陵高校であった。生徒らは初めて乗るクレーンに緊張しながら、約500キロのコンクリートブロックの運搬に挑んだ。 クレーン業界では運転士が高齢化し後継者不足が深刻といい、若い世代に興味を持ってもらおうと、愛媛中予クレーン協同組合が2008年から開いている。 松山工業高では、土木科の2年生38人が指導を受けながら、長さ約20メートルのアームでブロックを持ち上げ、ゆっくりと車体を旋回。5メートル間隔で書かれた直径約2メートルの円から円へ移動させていった。
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