修学旅行で愛媛を訪れている台湾の国立宜蘭高級中学の生徒や教員計39人が18日、瀬戸内しまなみ海道沿線の10軒の農家などに民泊し、島の暮らしを体験した。 台湾からの修学旅行誘致は四国4県の観光協会が共同で取り組んでいる。愛媛を訪れた学校は10月に続き2校目で、民泊は初めて。海道沿線の農家や漁家でつくり、宿泊や収穫体験などを提供する「しまなみグリーン・ツーリズム推進協議会」(井上貞子会長)が受け入れた。 吉海町本庄の藤本紘三郎さん(72)と省四郎さん(67)兄弟の各家には計7人が宿泊。イチジクや温州ミカンなどの収穫を体験し、夕食は藤本さん兄弟が取ったハマチや、イギス豆腐といった郷土料理を味わった。
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