糖尿病拡大に歯止めをかけようと国連が提唱する「世界糖尿病デー」の14日、松山城(愛媛県松山市丸之内)といよてつ高島屋(同市湊町5丁目)の大観覧車「くるりん」がシンボルカラーの青色にライトアップされ、初冬の夜空を彩った。 県世界糖尿病デーのイベントの一環で、松山市民病院、今治市公会堂、瀬戸アグリトピア(伊方町)なども青い光に浮かび上がった。松山城では発光ダイオード(LED)を使用。今年は青色LED開発の功績で大洲市出身の中村修二さんのノーベル物理学賞受賞が決まっており、世界をリードした青で力強くアピールした。 イベント実行委員長で県糖尿病協会の山本真吾理事(39)は「医療者と患者が協働して行う活動が糖尿病の正しい知識の普及につながれば」と話した。
↧