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ミカン農家の夕飯お手伝い JA西宇和・共同炊事

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 ミカン収穫で忙しい農家へ夕飯のおかずを作って届けるJA西宇和(愛媛県八幡浜市)の恒例事業「共同炊事」が11日、始まった。早生(わせ)温州ミカンの出荷が落ち着く12月19日まで、休みなしで続けられる。 全国有数のミカンどころ、八幡浜市の農家はこの時期、日中は収穫、日暮れから深夜は果実の選別で大忙し。家事労働の負担を減らそうと1983年に向灘地区で始まった共同炊事は、旧市内全域に広がっている。 調理場がある同JA矢野崎支店(北浜1丁目)では、朝からJAの女性職員ら13人が、初日の献立の鶏の空揚げとポテトサラダ作りを開始。市内の223戸計629人へ栄養満点のおかずを届けるため、手際よく調理を進め、農家の名前が書かれたプラスチック容器に詰めていた。 今年は、ささみとちくわの磯辺揚げなどの新メニューも追加し、1食480円で提供する。

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