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不足量4.8万トン「過大」 松山分水需給計画関与の識者ら

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 松山市議会の水資源対策検討特別委員会が10日あり、愛媛県営黒瀬ダム(西条市)からの松山分水の根拠となった長期的水需給計画(2004年策定)に関わった識者ら参考人3人から意見を聞いた。3人は10年に1度程度の渇水が起きた場合の不足水量を市が最大日量4万8000トンとしたのは「過大」と指摘した。 計画を検討した市水資源対策検討委員会会長(当時)の福島忠雄氏は、検討委(13人)には技術面の専門家が少なく、12回の会合のうち計画を検討したのは2回程度だったと振り返り「委員会で計算して不足水量を定めたというのは不本意」と発言した。 同委員(同)の篠原俊憲氏も「重信川下流域は地下水位の上昇傾向が続いている。松山市流域は地下水が豊富で、よそから持ってくる必要はない」と主張した。

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