JR予土線の新たな魅力を学生の視点で発見してもらうプロジェクト「よどせん探検隊」が約半年間の活動を終え、メンバーの愛媛大生が6日、高知県四万十町で成果を発表した。情報アプリの制作やアートを生かした取り組みなど、若者らしい活性化策が提案され、JR四国は今後実現へ向けて検討していく。 JR四国によると、予土線は長年赤字が続くが、初代新幹線0系に似せた「鉄道ホビートレイン」などの観光列車の導入で利用客が徐々に伸びている。若者の乗客をさらに増やそうと、JR四国は今年3月、愛媛大にプロジェクトへの連携を持ちかけた。 探検隊は法文学部2年の4グループ21人。5月から課題や隠された観光スポットなどを調査し、9月にはパンフレットや探検隊のホームページを作成、予土線のPRにも貢献している。 四万十町十川の町十和地域振興局であった発表会には沿線住民ら約70人が参加した。
↧