農産物加工販売会社「サンライズ西条加工センター」（愛媛県西条市、西本麗社長）の野菜加工工場が西条市ひうちに完成し、竣工（しゅんこう）式が３０日、あった。１１月５日から稼働を開始、消費者ニーズに合う加工で付加価値を高め、地域農業の活性化を目指す。 会社は住友化学（東京）など６社・団体が出資。運送会社の倉庫（一部２階建て延べ約１３００平方メートル）を３億円近くかけて改修した。野菜のスライサーや脱水機などのほか、四国総合研究所（高松市）が世界で初めて開発した青果物鮮度保持用の近赤外光照射装置を導入した。 野菜の１日の取扱量と年間売上高目標は２０１４年度が３トンで７０００万～８０００万円。１８年度は３０トンで１０億円。主に四国４県のコンビニやスーパーなどへの出荷を予定している。
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