税を考える週間(11月11~17日)を前に、新居浜税務署の租税教室が30日、愛媛県新居浜市瀬戸町の新居浜商業高校であり、3年生16人が地域の高齢者と、インターネットを活用した国税電子申告・納税システム(e―Tax)を使った確定申告書の模擬作成を体験した。 生徒は税の役割などを学んだ後、角野老人会の会員15人と模擬申告書を作った。2人一組になり、模擬の源泉徴収票の所定欄に数字や必要項目を入力。一つの画面を見ながら、生徒がキーボードの打ち方や入力場所を優しく教えた。 初めて体験した同市篠場町の無職日野富夫さん(62)は「数字を入力するだけで簡単だった。一度体験したので、次回から使えそうだ。高校生の説明は大変よく分かった」とにっこり。安藤伶奈さん(17)は「画面を指でさしながら説明するよう心掛けた」と話した。
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