集団的自衛権行使を容認した閣議決定などに反対する愛媛県新居浜市内の労働組合など8団体約30人が25日、同市繁本町の県道交差点で、横断幕やのぼりを掲げて反戦や平和維持を市民に呼び掛けた。 21日の国際反戦デーにちなんで開催。「憲法9条を守るにいはま市民の会」の曽根康夫代表(62)は「集団的自衛権行使容認は日本の領土を守るためでなく、中東への自衛隊派遣が目的」と主張。イラクやシリアで活動する過激派「イスラム国」への空爆参加を表明したカナダでテロがあったことを挙げ、「武力には武力が返ってくる。憎しみや悲劇を生むだけ」と訴えた。
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