愛媛県と広島県を結ぶ瀬戸内しまなみ海道を舞台にした国内最大級のサイクリング大会「サイクリングしまなみ」が26日開かれ、国内外の7281人が晴天の下、高速道路本線を爽快に駆け抜け、瀬戸内の多島美を満喫した。 大会は、しまなみ海道の今治インターチェンジ(IC)から因島北ICまでの約46キロを6時間、車両通行止めにして実施。今治市から広島県尾道市までの縦断コースなど、15キロから111キロまでの9コースと、競技用車いす専用コースが設けられた。 五つのコースのスタート地点となった今治ICでは、カラフルなウエアを着た参加者が午前7時半すぎから順次出発した。途中の島々にはエイドステーションが設置され、住民がミカンやじゃこ天などの特産品を振る舞って歓迎した。 ゴール会場の一つ、今治市高地町2丁目のしまなみアースランドでは、午後1時ごろから参加者が次々と到着し、充実感に浸っていた。
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