全国的な猛暑による出荷量の減少で、愛媛県内でも野菜が値上がりしている。松山市内ではレタスやキャベツなどの葉物が昨年同時期の2倍近くに高騰。今後も高値が続くとみられ、家計に厳しい夏になりそうだ。 松山市中央卸売市場の松山青果(松山市久万ノ台)では局地的な大雨と猛烈な暑さに見舞われた6月以降、野菜の入荷量が減り、同月末~7月上旬は前期比10~20%落ち込んだ。 野菜全般の市場価格は同10%高となり、レタスは2.2倍、キャベツも1.8倍に上昇。供給が例年安定的なジャガイモも主産地の北海道で4~5月に気温が上がらず生育が遅れ、1.6倍に上がっているという。
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