四国霊場52番札所太山寺(愛媛県松山市太山寺町)の秘仏「木造十一面観音立像」が18日、50年ぶりに開帳され、地元児童らの稚児行列や記念法要があった。26日まで午前9時~午後4時に拝観できる。 2014年は50年に1度の本尊開帳の年で、四国霊場開創1200年に当たる。寺によると、国宝である太山寺本堂には7体の十一面観音が安置されており、いずれも国の重要文化財(重文)。高さ約150センチ前後で藤原時代の作と伝えられる。 開帳を記念して18日は、地元の小学生ら約60人による稚児行列があった。法要や餅まきなどもあり、多くの拝観者でにぎわった。
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