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江戸末期の図録発見、庶民の生活描く 新居浜・別子銅山

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 新居浜市広瀬歴史記念館は8日、別子銅山の生活や祭礼を描いた江戸末期作の図録「銅山略式志」が見つかったと発表した。江戸期の銅山の暮らしぶりを知る史料として「年中儀式帳」などの記録はあるが、絵図の発見は初めてという。祭礼に集う庶民を描いた江戸期の絵図は愛媛県内でも珍しく、県歴史文化博物館の大本敬久学芸員は「祭りの歴史を知る上でも大きな発見」と評価している。 図録は縦266ミリ、横200ミリ。肉筆画全7図が見開きで収められ、表紙には「椎亭老人著」「尾崎一楼画」と記されている。 埼玉県の医師田辺一郎さん(57)が2月、インターネットオークションで京都府の古書店から購入し、寄託を受けた同記念館が住友史料館(京都)に鑑定を依頼していた。

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