幻想的な青白い光を発するウミホタルの観察会が13日夜、愛媛県今治市桜井の桜井海岸で始まり、参加者が光のショーを楽しんだ。9月1日まで。 ウミホタルは体長約3ミリの節足動物。波が穏やかで淡水の流入の少ない砂地の海底に生息する。夜行性の肉食で、刺激を受けると放出する物質が海水と反応し、発光する。 観察会は休暇村瀬戸内東予(西条市河原津)が2004年から毎年実施している。13日は県内外の宿泊客34人が参加。魚のアラを入れた瓶を日没前に海に沈めておき、ウミホタルが集まったところを夜、引き揚げて軽くたたくなどすると、青白く光る様子が見られた。参加者は手で触ったり写真を撮ったりして楽しんでいた。
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