待ちに待った自分たちのグラウンドでの最後の運動会―。来年３月末で閉校、閉園となる西予市野村町予子林の河成小学校と河成幼稚園で７日、子どもたちや保護者、地元住民ら総出による運動会があった。今夏に学校近くで起きた土砂崩れを受け、９月下旬まで通学・通園先を変更していた児童２１人と園児９人が、本来の学びやで元気いっぱいな姿を見せた。 河成小の敷地東約２０メートルの県道で６月２９日、土砂崩れが発生。子どもたちは７月２日から隣の校区の大和田小・大和田幼稚園にスクールバスで通い始め、校舎などの安全対策にめどが立った９月２４日に河成小と河成幼稚園に戻っていた。 地元住民によると、運動会は少子化・過疎化により２０年以上前から幼稚園と小学校、住民の合同で実施。今年は土砂崩れの影響で予定より２週間遅れた上に、先日の台風でさらに２日ずれ込んだ。
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