県母子寡婦福祉大会が5日、愛媛県松山市山越町の県男女共同参画センターであり、母子家庭の福祉向上や連携強化について考えた。 県母子寡婦福祉連合会(約3000人)が毎年催し、会員ら約320人が出席。今治、松山、八幡浜各市の会員3人が体験発表し「母親同士が語り合い、強くたくましい人生を送るのに役立つ組織にしたい」などと訴えた。県の担当者が県・市町のひとり親家庭向け支援制度を説明し、活動に貢献した5人を知事表彰した。 善家千鶴会長(72)は「若くして母子家庭になる人の割合が増えている。母親が安心して子育てできるように就業支援を続けたい」と意気込んでいた。
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