政府が進める農業・農協改革に反対するシンポジウムが４日、愛媛県伊予市下三谷のウェルピア伊予であり、農業委員や農協関係者が組織の在り方について意見を交わした。 国民の食糧と健康を守る運動愛媛連絡会（愛媛食健連、会長・村田武愛媛大客員教授）などでつくる実行委員会が開催。農協職員や農家ら計約８０人が参加した。 農協の労働組合の連合組織・愛媛単協労連の毛利信吉事務局長ら５人が登壇。毛利氏は農協の信用・共済事業を見直すべきだとの批判を念頭に「（旧宇和青果など県内の）専門農協は総合農協と合併した。販売事業だけで農協を運営するのは難しい」と主張した。
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