愛媛県産農林水産物・加工品の販路拡大を支援する農商工ビジネス商談会が3日、松山市のホテルであり、農業生産法人や加工業者がバイヤーらに商品を売り込んだ。 日本政策金融公庫の県内3支店が2010年度から毎年開いており5回目。今年は生産・加工の22業者と、小売店や飲食店など19業者が参加した。 商談ブースでは、生産者が商品の特長を実物やパンフレットで説明し、バイヤーが味や香りを確認した。 商品展示コーナーでも、かんきつやブドウなどの果汁を混ぜたこんにゃくゼリーを展示した一柳こんにゃく店(四国中央市)に対し、小売店の担当者が「他のかんきつでも作れるか」「(パッケージの)シールなしで販売してもらえないか」と持ち掛けるなど商談が進んでいた。
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