愛媛県今治市菊間町種の菊間国家石油備蓄基地で1日、総合防災訓練があり、基地を管理する日本地下石油備蓄菊間事業所の職員や市西消防署員ら約100人が大規模災害時の対応を確認した。 南海トラフ巨大地震による震度6弱の揺れで貯蔵タンク付近の配管から原油が漏れ、火災や海上への流出が発生したと想定。参加者は亀裂が入った堤防への土のう積み上げや、負傷者の救出、消火活動などに当たった。 海上ではオイルフェンス設置や、今治海上保安部の巡視艇などによる流出油の回収、拡散処理の訓練を実施した。
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