御嶽山の噴火に巻き込まれた可能性がある愛媛大大学院理工学研究科博士前期課程２年の森侑司さん（２４）＝愛媛県東温市＝の安否が気遣われる中、同研究科指導教員の尾崎良太郎准教授（３８）が３０日、御嶽山東側の長野県木曽町役場を訪れ、森さんの情報収集を始めた。３０日は１人も搬送できないまま救助・捜索活動が途中で打ち切られ、安否に関する新たな情報は得られなかった。 役場には木曽町災害対策本部のほか、登山者の安否情報を求める家族や友人らの待機場所が設けられ、３０日は最大約１２０人が訪れた。現地入りしている森さんの両親と合流した尾崎准教授は役場で情報を収集し、愛媛大に随時報告している。 尾崎准教授によると、森さんは９月２５日の授業に出席して以降に登山した可能性が高い。同行した２人は県内在住の友人とみられ、下山しているという。
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