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村上海賊をテーマに特別展 県立4館合同企画

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 総合科学博物館、歴史文化博物館、図書館、美術館の県立4館による初めての合同企画展「村上海賊の世界―その風土と文化―」が、愛媛県松山市堀之内の県美術館で開かれている。19日まで、無料。 村上海賊に関する歴史資料や瀬戸内海を描いた美術品など、約100点を展示。「瀬戸内しまのわ2014」の開催や、今年4月に和田竜さんの「村上海賊の娘」が本屋大賞を受賞したのをきっかけに、4館の特長をいかした展示に取り組んだ。 来島村上氏の子孫である久留島家伝来の甲冑(かっちゅう)「紫裾濃胴丸(むらさきすそごどうまる)」は、江戸時代中期の作。胴丸は中世に用いられたよろいの形式だが、復古調として流行した。白から紫へ、糸の鮮やかなグラデーションが目を引く、大名にふさわしいよろいになっている。

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