ロボット競技の全国大会「WRO JAPAN 2014」で八幡浜工業高校チーム(愛媛県八幡浜市)が審査員特別賞に輝き、11月にロシア・ソチで開かれる国際大会への切符を手にした。同校が世界一になった2011年大会以来3年ぶり3回目の出場で、メンバー3人は「先輩が世界の頂点に立ったので、優勝は夢ではなく目標」と、大舞台での躍進を誓っている。 神奈川県で21日に開かれた全国大会には、予選を勝ち抜いた27チームが出場。自作ロボットの光センサーで、コートに引かれた格子状の黒線を読み取りながら進み、ブロックを決められた位置や向きに並べて、正確さや時間を競った。 同校のロボットは、内部に三つのブロックを格納して一度に運べるのが最大の武器。当日発表される「サプライズルール」で課せられた既定より小さなブロックには対応できなかったが、動作の正確性などが評価されて審査員特別賞に選ばれた。
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