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愛媛国体用の仮設プール再利用へ 3者協定

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 愛媛県と松山市、内子町は29日、2017年の愛媛国体の水泳会場として県が松山市内に設置する仮設プールを国体後に内子町へ無償譲渡し、内子運動公園の改修に再利用するための協定を締結した。 仮設プールは50メートルの10レーンで水深2メートル。県が松山市市坪西町の市営プール「アクアパレットまつやま」北側駐車場に設置し、松山市が競泳や水球、シンクロナイズドスイミングの会場として競技を運営する。 県内には日本水泳連盟が国体規格とする水深2メートルを満たす施設がなく、県外開催やアクアパレットのかさ上げも検討。ただ、県単独開催の意義やコスト面から仮設を選択した経緯がある。国体での仮設による水泳競技開催は初めてという。 仮設の整備費用は5億5千万~6億円が見込まれ、愛媛国体後の有効活用が課題だった。町営プールの改修を計画していた内子町へ県が打診し、水深を浅く形成し直すとの条件で合意した。

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