映像資料などから遍路の歴史や伝承などを紹介する「『NHKが見つめた四国遍路』展~昔も今もこれからも~」が26日、愛媛県松山市大街道3丁目の松山城ロープウエー駅舎で始まった。入場無料。11月3日まで。 同局がこれまでに放送した遍路関連の番組映像や遍路装束など、約90点を展示している。 開展式には四国八十八ケ所霊場会の吉川俊宏会長、同展を監修した愛媛大の胡光准教授らが出席。吉川会長は「今回は戦後の遍路の変遷が展示されている。時代とともに遍路も少しずつ変わってきたが、人の思いは変わらない。いろいろな方に見てもらい、お四国参りのきっかけをつくってもらえればありがたい」と話した。
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