微小粒子状物質「PM2.5」などの大気汚染物質に対する各国の取り組みを紹介する公開国際シンポジウムが18日、愛媛県松山市文京町の愛媛大であり、日本やメキシコ、韓国、中国の研究者が連携の確認と課題解決を目指し講演した。 大気環境学会が17~19日の第55回年会に合わせて開催。大気汚染の研究に関わる国内外の大学や行政機関、民間企業などから178人が参加した。 同学会長の若松伸司愛媛大教授が「大気汚染は世界のどこの大都市でも大きな問題。気象や発生源、地理的な条件などを国際的に比較研究すれば、それぞれの汚染メカニズム解明や対策に役立つ」と意義を語った。
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