愛媛県西予市の産業廃棄物焼却施設から基準を超えるダイオキシン類が検出された問題で、稼働準備を進める廃棄物処理業者「南予エコ」(高田博文社長)は17日、ダイオキシン類を再測定した。結果は10月中旬以降に判明し、問題がなければ県が本格的な試験焼却を認める見通し。 17日は午前9時半ごろからプラスチックや木、紙など約12トンの焼却を開始。排ガスが出る煙突に県外の専門業者が測定器を設置し、ダイオキシン類が基準を超えていないか調べた。高田社長は「結果が出ればすぐに公表したい」と話した。 一方、稼働に反対している三瓶地域の住民ら約30人は敷地外から「悪臭が漂っている」「排ガスを出すな」と声を上げていた。
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