版画家としても活躍している歌手、女優ジュディ・オングさんの作品を集めた企画展「ジュディ・オングせい玉 木版画の世界展」が来年3月8日まで、愛媛県今治市朝倉上のタオル美術館ICHIHIROで開かれている。14日はオングさんのトークショーがあり、来館者約200人が制作にまつわるエピソードに耳を傾けた。 オングさんは日本家屋と花をテーマに制作。木版画を始めたのは25歳のころで「白黒の花に鮮やかな色を想像させられ、不思議な力を感じた」と振り返った。多色刷りに初めて挑んだ日展入選作や薄墨の使用など手法の進化に触れ「勇気を出し、挑戦してよかった。面白いと思ったらやってみること。目標があると人生が楽しくなる」と語った。
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