愛媛県松野町延野々の「虹の森公園おさかな館」で14日、7月に生まれたコツメカワウソ6匹の命名式があった。来園者の投票で雄2匹が「ヒロ」と「ダイ」、雌4匹が「ナナ」「ラン」「カナ」「ノゾミ」に決まった。 6匹は7月15日に誕生。父親のノン(4歳)と母親のキク(6歳)の愛情をたっぷり受け、6匹でじゃれ合ったり、両親に飛びついたりしながらすくすくと成長している。 名前はおさかな館が松野町や誕生月などにちなんだ12の案を用意。8月の期間中、館を訪れた人に投票してもらった。投票総数は881票で、雄のトップは広見川から名付けたヒロの499票、雌のトップは7月生まれに由来するナナの619票だった。 14日の命名式では、キクがひもを引っ張ってお祝いのくす玉を割った。 飼育担当の恩田勝也さん(34)によると、体長約15センチ、体重50~80グラムで生まれた6匹は、体長約30センチ、体重600~660グラムまで成長し、最近は、「お乳だけでなくアマゴなども食べるようになってきた」とか。
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