第2次安倍改造内閣に厚生労働相として入閣した塩崎恭久衆院議員(愛媛1区)が12日夜、就任後初めて「お国入り」した。松山空港で報道陣の取材に応じ、感染拡大が懸念されるデング熱などの感染症について「感染症法改正を通し、発生時の対応体制の強化を検討している」と対策を急ぐ考えを強調した。 南予の男子高校生も東京で感染したデング熱に関し塩崎氏は「防止が第一だが、感染時に医師がすぐ見極められることが重要。万全の体制構築へマニュアルを改善しており、都道府県と緊密に連携したい」と述べた。 3日に就任後の10日間を振り返り「全国民の一生のさまざまな問題に関わる役所で、幅が広く奥も深い」と説明。「まだ全体像を把握できていないが、責任の重さをあらためて感じ、努力したい」と気を引き締めた。
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