大人が本気で泥遊び―。第24回県境篠山騒動どろんこサッカー大会が7日、愛媛県愛南町正木の篠山小学校横の田んぼであり、住民手作りの泥のピッチは泥しぶきと歓声に包まれた。 正木地区と隣接する高知県宿毛市山北地区の住民でつくる地域おこしグループ「篠山クラブ」(松本仁志会長)が毎年開催。一般と女性の部に滋賀県と大阪府の3チームを含む計49チームが参加、3分ハーフのトーナメント戦に挑んだ。 田植え靴やゴーグル姿の選手らは、スライディングやダイビングを繰り出し、多雨で例年よりもぬかるむピッチで夢中にプレー。ゴール前の競り合いでは漂うソフトバレーのボールを蹴り合い、激しく泥水をはね上げた。
↧