応急手当ての講習会が7日、愛媛県東温市野田3丁目のフジグラン重信であり、買い物に訪れた親子連れらが人工呼吸や心臓マッサージを疑似体験して学んだ。 9日の「救急の日」を前に東温市消防本部が実施。会場に応急手当てを体験できる人形を置き、本部職員や女性消防団員らが訪れた市民らに丁寧に指導した。自動体外式除細動器(AED)の使い方も伝えた。 北吉井小3年の日野康生君(8)は「心臓マッサージは思ったより力が必要で難しかった。いざというときのためにAEDが学校のどこにあるか探したい」と話した。 救急救命士の林正広消防司令補は「心臓マッサージは強く、速く、絶え間なくやるのがポイント。小学生の時から応急手当てのやり方を知って、救急医療への意識を高めてほしい」と話していた。
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