三間高校(愛媛県宇和島市三間町戸雁)農業機械科の生徒が11日、手作りの竹風鈴を近くのJR伊予宮野下駅に飾り付けた。「カラコロン」という涼やかな音色が、乗降客に涼を届けている。 三間は県内有数のタケノコ産地だが、高齢化などで生産量が減り放置竹林が増加。竹を有効活用しようと、同校は2010年から竹灯籠を製作し、地元の盆踊りなどのライトアップに使っている。今回は駅の利用客のため竹風鈴を作った。 2年生12人が、ノコギリやのみなどを使い音を出す大小6本の竹、音を調整するケヤキなど各パーツを作製。下げ糸を通して組み立て、約3カ月で計45個を作り上げた。
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