南海トラフ巨大地震を想定した2014年度の愛媛県総合防災訓練が1日、松前町をメーン会場に行われた。大型商業施設での救出活動や孤立地区に支援物資を搬送準備する訓練などに住民や警察、消防、自衛隊など87機関約8500人が参加した。 14年度は人口の多い中予地区での実施を踏まえ、松前町筒井の大型商業施設エミフルMASAKIの立体駐車場を孤立ビルに見立て、負傷者を救出する訓練を展開。 また県が3月に選定した広域防災拠点17カ所のうち、松山市の県総合運動公園など3カ所で支援物資を集めて孤立地区に搬送準備する訓練も初めて行われた。
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