8月23日に開幕する「第33回愛媛の陶芸展」(愛媛陶芸協会、愛媛新聞社主催)の作品搬入が12日、砥部町大南の町商工会館であり、「工芸作品」「生活陶磁器」の2部門に同協会員42人が計136点を出品した。 午前10時の受け付けが始まると、町内の陶芸家らを中心に出品者が作品を入れた段ボールや箱を次々と持ち込み、手続きをした。今回から従来の「テーマ作品」が受け皿を広げた「生活陶磁器」へと変わり、会場には個性あふれる大小さまざまな作品が並んだ。 出品数の内訳は、工芸作品64点、生活陶磁器72点。審査は13日に同会館で。九谷焼作家で人間国宝の吉田美統氏と大阪市立東洋陶磁美術館の伊藤郁太郎名誉館長、愛媛調理製菓専門学校の渡辺雅子校長らを迎えて行われる。 同展は8月27日まで、松山市湊町5丁目のいよてつ高島屋で開かれる。
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